ニューバランスとコンバースについて話したい
こんにちは。
みんなさん、お元気ですか?私は元気です。
さて、唐突だがNewbalanceとconverseの話がしたい。
そして今日は日記では無い。
もはや会話。一方的に話していく。
時間ある人はついてきてほしい。
突然始めることにする。スニーカーについて。
文字起こしして感じるけど、ニューバランスって名前良いな?
”新しい 均衡” ”新しき つりあい”
和約とっても良いな?なんだかグッときた。
さて本題。
初めて見たとき、何が良いのかさっぱりわからなかった。
多分初めての出会いは10代の前半かな?
中学校の時、登下校の靴は”トゥガードで無いといけない”という謎の決まりがあってだな。
トゥーガードは爪先を守るもの。何故そんなに爪先の守備を求められていたのだろうか。今でも不思議に思う。
なのでニューバランスを履いているヤツが多かった。
574シリーズ履いているヤツが多かったな。
今思うとNの主張、激しい靴だな、しかし…
校則=ダサいという方程式ができていた俺には、格好良くは無いモノという印象だった。これがニューバランスとの出会い。
じゃぁお前は何を履いていたのか、だって?
当時のおれは校則ガン無視して、黒のコンバース吐いていた。ローカット。
かかとは潰している。学ランの中は白いパーカー。靴はローカットのコンバース。
これが十四歳の精一杯のお洒落と自己主張。
そして、いっつもMDを聞いていた。ロックとかパンクとか。
バンドやっているやつはニューバランスじゃなくコンバース。カートコバーンがジャックパーセル履いているように。
(黒い歴史を敢えて此処で晒しては供養することにした)
とはいえ中学生。運動するじゃん?
圧倒的にニューバランス のが早く走れるんだ。コンバース…運動しにくい…。
けど絶対意思を曲げなかった。
心の中で思ってた。使い勝手の良さよりも、自分のポリシーと好きなカルチャー。
今思うと相当恥ずかしいのだけど、本当にこう思っていたことを今でも鮮明に思い出せる。
そして時は回り10代後半〜20前半頃。
またニューバランス を意識することになる。流行っていた。
空前の996ブーム。自分の周りにも履いているヤツがちらほら居た。
とはいえ、ニューバランス のかっこよさは未だに分からなかった。
574よりはスタイリッシュではあるけど。
996はいている友人はみんな白シャツにチノパンにニューバランス 。
あとそん時流行ってた山ボーイとかの格好のやつ。
わりかし真面目な人が履いている印象。
やっぱりそんなにカッコよくは思えなかった。
うん。第一にフォルムが好きじゃ無いな。
じゃぁ当時の俺は何を履いていたかって?
スニーカーはコンバースでしょ。
ミハラのコラボのスニーカーとか良く履いてたな。
そんな中、記憶がうろ覚えで申し訳ないのだが
ショートカットパーマをかけている女の子が、青のプルオーバーのマンパに黒のスキニー、足元はニューバランス(多分996) にジャイアントのクロスバイクで颯爽と登場した時に妙にそのスタイルが格好良いと思えたんだ。
(swimmyなんだけどどね)
それが何故良いかは今でも言語化はできないでいる。
ただとっても雰囲気に合っていた。
はじめてニューバランス いいかもと思えた。
そして、20代後半になって気づいてきたんだ。
当時、自分が良く遊んでいた場所の中にいる”好きな”大人達は、みんなニューバランスを履いているということに。
996,990,1500あたりか。
大人はニューバランスを履くというのイメージをもったのもこの頃だったな。
あれ?意外にニューバランスってもしかしてアリなのでは?とは思うもの、自分で履くとしっくりはこない。スポーティすぎるし、何だか子供臭い感じる、574の学生時代の記憶がリフレインする。
上手にニューバランスを取り入れてる大人が言う
『ニューバランスは元々義足のメーカーなんだ。だから足に優しい』
妙にこの言葉だけが残ってる。いつもハンチングにTシャツにニューバランス1500を履いている素敵な年上の男性だった。
そのスタイルがとっても似合っていて、好きだった。
(そんな作り手の話まで聞いたら気になるな…コンバース…足痛くなるし…)
今調べ直したら
1906年、ボストンでアーチサポートインソールや偏平足などを直す
矯正靴の製造メーカーとして、ニューバランス社は誕生しました。
社名の由来は、履いた人に"新しい(new)、バランス(balance)"感覚をもたらすことによります。
義足では無く扁平足を治すためだった。当時の聞き間違いか。
いずれにせよ医療面からのアプローチなのか。
だから、ニューバランス 。そんな意味合いがあったのね。
ふ〜ん。やるじゃん。NB。
まぁおれはコンバース履くけどね。
やっぱりコンバースのがシュッとしてるし、スタイリッシュ。
疲れるけどこのミニマルさがよい。
一時期、ナイキのエアフォースが流行り出して買ったりもしたけど自分には合わなかった。バスケやってないしな。自分のカルチャーに合わない。
VANS派も居た。しかし自分はスケーターじゃ無いしやっぱり一足で終わった。
スケーターが擦りきらして履いているVANSはカッコ良い。それは俺じゃ無い。
あとアディダス。アディダスは良い。コンバースに飽きた時だけ浮気しにいく。
スーパースターとスタンスミス。不動の名作。このシンプルな感じがしっくりくる。
テニスもしていなければ、RUN DMC聞いてないけどアディダスはいいな。
ん?そんなこと言うとコンバースもオールスターはバスケの靴じゃんとか言われそうだけど。
いいんだ。自分にとってコンバースは運動靴では無く、バンドマンが履く靴だった。(2回目)
そして20代の終わりの方でまたニューバランス を意識する事件が起きる。
ジョブスだ。
あいつが作ったノームコア。衝撃だった。
あ、これだわ。自分のスタイル。と思ったのを覚えている。
リーバイス501のブルーデニム
ニューバランス992
多少のサイジング感とかの古さは感じられるけど。
今見ても良いと思う。時代を感じさせないスタイリング。いつも同じ服、ノームコア。
ふ〜ん。いいじゃん。NB。
ジュブスが履いてたのは992ね。 頭の片隅に入れとこう。
そして30代に入ったあたりから切に体感していることがある。
今までの格好が突然似合わなる瞬間が来るのだ。
感性的には同じものが好きなのだが…
20代の時に好んでいた服が
肉体的に、社会的に違和感を感じるのだ…
(自分だけが感じることなのかも)
バンドT、クラッシュデニム、足元は黒のコンバース。
なんてスタイルは今でも大好きなのだけど。
何故だかしっくりこない。
(もちろん似合う30代の人も沢山いる)
白Tにデニムにコンバースは自分の定番のスタイル。
今でもよくやるけど、気を抜くと貧相にも見えるのだ。
さらにたちの悪いことには、若さのマジックが効かなくなった肌というのは合わせるものの素材の良し悪しを如実に反映する。プチプラのトップスが似合わなくなったり、安い靴が貧乏くさく見えたり。アクセサリーもそれが顕著で、安いものはもう、そのまんま安い。
ピアス - 交換雑記
雑記仲間のおはるちゃんもいっていたな。
そう、若さのマジックが効かなくなっている。
そんな中で気づいたことがある。
白Tにスラックス、ニューバランスにすると良い感じなのでは?
若すぎる感じがしない。でもカルチャー感もある。
そして俺は、恐る恐る990のニューバランスを買った。
なんだか過去の自分を否定するようで悔しい気持ちと恥ずかしい気持ちと変な感情だった。履きたく無いような試したいような…そう戸惑いながら試してみたんだ。
足、楽ッ!!!!!
ニューバランスは、いとも容易く俺に馴染んだ。
2秒。
2秒で馴染んだ。
それは優しく包み込まれるような感覚。
衝撃的だった。何時間歩いても負担が少ない。
コンバース履いてたら足が痛くなるのに、NBなら耐えられる。そんなシーンを幾度なく超えてきた。今まで疎遠しててごめん。もうNB本社に足を向けて眠れない。通勤の時とか最高ですわ。フォルムに関しても547と996はしっくりこなかったけど990は見ているとなんだか気に入ってくるのが不思議。スタイリッシュに見える。1500とか高級感あって寧ろドレッシーじゃないか。いいやん。あと、ニューバランス履いてる大人ってこなれてる感出てる。はー。やっぱり足に優しいは正義。靴ってものは足を守るためにあるものだ。だから大人はニューバランス を履くのか。理解。納得。
年齢ともに似合うものやハマるものが変わる。
ずっと同じものを着続ける方が難しい。
そういう変化に気づいて、新しいモノを試しては新しい気持ち良さを探す。
というのがファッションの醍醐味じゃ無いかと感じた。
久々に変化を楽しんだ。
ニューバランスを履くと新しいバランスが取れる、
こ、これが新しい釣り合いってやつか!!!
みんなの好きなスニーカーはなんですか?
また、突然言いたいことができたら現れます。では、また。