Re:死を与えられそうになった

こういう男の子の冒険譚、とても好きなんですよね。

そんないいもんじゃないよ！って返ってくるであろうことはわかってるんですけど。こういう時期にするこういう無為な冒険って、ふとしたときにふっと笑えるものになったりするんじゃないのかしらん。単純に嫉妬します。光景を想像しただけでちょっとふっとなる。男の子になりたかったな。

それはそうと、じいちゃんズは何を持ってして

「こいつぁ死んでるな」

と判断したんだろう。

昔の話で葬式の途中で目を覚ました、みたいなのあるじゃないですか。死の判断って昔の人は結構カジュアルだったのかな。起きない＝死んでる？みたいな。たまったもんじゃないな。

青いビニルシートが助長して、ほんとにちょっと死に近づいて見えたのかも。警察官ふたりが狸だったとしてもおかしくはないです。こっちに帰ってこられて良かったですね。

大学時代、課題のために学校に泊まり込むことが度々あって、よく春先に生垣で眠っている人がいたけど、死んでるなとは思わなかったもんなあ。

話は少し逸れますが、あまり深く関わったことない相手のこういうエピソードを知るのって、世界観の説明されないSFみたいでおもしろいですね。

逆算して色んなことが知りたくなります。普通に会ってはじめましてで話すデータで、人となりってわからないもんだ。