Re:パンツのはなし
パンツというものは自意識にかなり根ざしているもののような気がする。
基本的に人に見せないことを前提としているからからだろうか。
新しいシーツ、新しいタオル、新しい下着。 肌に直接触れるものが新鮮であり続けることは贅沢だ。
パンツのはなし - 交換雑記
そこに意識を向けられるということがまず自分を大切にする=贅沢への第一歩(人によって贅沢も違うけど)だと思うし、
下着は美容とよく似ており、こだわりたいときととりあえず尻と乳だけ守っていてくれという時期がある。
パンツのはなし - 交換雑記
これもすごくよくわかる。とりあえずの時は大体他に意識を回している時だったりする。
肌に近く、人に見せない、社会性を有しないことから、服よりも下着のあり方の方がより精神性が反映されそう。女性の方が如実だろうけど男性だってある程度そうではないかと推測する。何もデザインの話だけじゃないしね。状態とか管理とか。
そう、そして私は気になってたことがあるんです。男子のパンツについて。
その1
男子達のパンツ、一体いつボクサーパンツに市民権が移ったのか
これはミクロもマクロもなんですけど、マクロでいくと多分私(30)が高校生くらいまではまだ結構トランクス派居たと思うんですよ。男子のパンツ何が好きかとか話してた気がするし。
それがいつの間にみんなボクサーになったんだろうか。
ミクロでいくと過渡期にいたはずの同世代たち、どのタイミングで、何がきっかけでボクサーにしようと思ったのか。多分誰しも最初は家の人に下着を買ってもらっていたと思うんだけど、どのタイミングで下着のイニシアチブを自分で握るようになったんだろう。
何となくそこには成長に従った自意識の芽生えみたいなものがあるように思えてならない。
女子に置き換えるとツルツルの下着を着るようになる感じだと思うんだよな。
ブラジャーは機能として必要になり着けるようになるものなので当てはまらないけど、子供用の下着って大体コットンでできてるんですよね。ブラジャーも入門編?子供向け?ってコットン素材のものが多くて、大体そっから入ると思うんです。
なんとなくその頃にあった、ツルツルの、レーシィな下着に対しての抵抗。
一回着けるようになってしまえばどうってことないんだけど、着替えの時友達に見られるのも恥ずかしい、みたいな。
どうですかね。男子たち。
その2
男子達のパンツ、ユニクロ率高くない?上位互換てあるの?
単純にパンツを頻繁に見るような関係の男性に、カルバンクラインのボクサー穿くタイプの男性がいなかっただけかもしれない。キャラ物穿くタイプもいなかったな。
なんとなく男子のパンツってユニクロが最適解のゴールになってる感ありません?
いやそんなこだわりを持てとかいう話ではないんですけど、でもやっぱり
なんともフィットしない。これは我々のパンツではない。 お前は今年は贅沢するんじゃないのか。 尻と大陰唇のシュプレヒコール。
パンツのはなし - 交換雑記
こういうことって男性にもあるんじゃないかと思うんです。
尻と股間がシュプレヒコールを起こした場合ってどこに行くんですか?難民の受け入れ先は?
昔、黎明期のhacoでナイスポジションパンツっていうポジショニング問題に切り込んだパンツが売られていたのを覚えてるけど、こだわり派シティボーイたちがユニクロを抜けて選ぶパンツってどこのなんだろう。
そして何が違うのだろう。
なんーとなく女性のそれと違って雑に扱われている気がする。同じく大事なのにな。
もうこれ性的なこと関係なく純粋な興味なんですけど、この話させるのって性別関係なくなかなかのセクハラですよね。
「純粋な興味っていうんであれば開き直って教えてやらあ!」って方、いましたらぜひご指導ご鞭撻のほど。